青森りんご植栽150周年記念
第27回津軽路ロマン国際ツーデーマーチ
2025.6.14~15
青森りんご植栽150周年記念「第27回津軽路ロマン国際ツーデーマーチ」が6月14、15日、弘前市、平川市で開かれました。
初夏の津軽平野を舞台とした県内最大規模となる大会で、今年は本県にリンゴが植栽されて150年の節目に当たり記念イベントとなりました。2日間とも好天に恵まれ、初日はゲストのお笑い芸人先川栄蔵さんが参加者と一緒に5キロコースを歩き、地元の子どもたちや 県内外のウオーカーらと交流を深めました。
14日は弘前市内を巡る4コースに全国から約800人が参加。岩木山麓や市内の名所・旧跡を巡りました。
歓迎式典と25キロ、20キロコースの出発式では実行委員会会長の成田幸男陸奥新報社社長が「天気が良く、絶好のウオーキング日和。存分に楽しんでほしい」とあいさつ。櫻田宏弘前市長が歓迎の言葉を、青森県ウオーキング協会の中嶋與志久会長が全国のウオーカーを激励しました。10キロと2日目22キロは弘前市りんご公園を経由、5キロは初心者も気軽にできるとあって最も多い450人余りが参加。新緑の弘前公園や市内中心部にある和洋さまざまな名所・旧跡を楽しみながら思い思いに歩を進めました。完歩したゲストの先川栄蔵さんのトークショーでは、愛用のメガネのプレゼントなどもあり参加者を沸かせました。
最終日の15日は、平川市を加えた4コースに約340人が参加。22キロ、16キロコースの出発式では吉田健弘前市教育委員会教育長が「歩いた道や出会った人、その一つひとつが心に残る津軽の思い出になることを願っている」と歓迎。軽快な足取りでコースに繰り出したウオーカーらは、リンゴ園が広がる岩木山の裾野や城下町の名所・旧跡などを巡りました。
昨年新設した16キロでは、かつて軍都として栄えた弘前市内に点在する旧陸軍第8師団の史跡をたどりながら歩を進めました。平川市が舞台の10キロには約100人が参加。歴史ある農家蔵、盛美園付近などの景観を楽しみながらゴールの猿賀神社を目指しました。
中央会場では振る舞いの汁物や出店のほか、仮装ウオーカーの表彰、大会イメージソング作曲者によるコンサートやねぷたの運行、ローカルヒーローなどのパフォーマンスで盛り上がり、参加者らは達成感をにじませ次回大会での再会を約束しました。
津軽路ロマン国際ツーデーマーチ実行委員会
運営委員長 福士 潔
(陸奥新報社販売事業部長)
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