2012年の年頭にあたって

会長あいさつ 謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。
 今年もどうぞよろしくお願いいたします。
 ここ青森では、例年にない大雪に見舞われ、日常生活に困惑しており、特に、津軽地方全体では、過去6年ぶりの大雪だそうです。このような中、皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
 それにしても、2012年があっという間に幕が開きました。3.11から10ヶ月が過ぎたというのに、傷痕を引きずりながらの新年です。この間、我々一人一人がこの機に何ができるのか、考えさせられる毎日でもありました。まさに「時間よ戻れ震災前の時間!」にと願わずにおれません。
 先日、ある雑誌で金子みすずの詩を目にしました。この紙面を借りて紹介します。

上の雪 寒かろうな。冷たい月がさして。
下の雪 重かろうな。何百人ものせていて。
中の雪 さみしかろうな。空も地面もみえないで。

 この三行の詩からは、優しいまなざしが感じられます。ともすると日常の生活に追われ、なかなかこのようには見えないものです。逆に今年の大雪にうんざりしているところです。
 金子みすずは、上の雪が「寒かろう」、下の雪が「重かろう」、そして、中の雪から「さみしかろう」と感じています。それぞれ重なり合って、支えあっていることが表現されております。そして、ここからは、生活するうえで、多くの人たちの助けや協力が必要であることが伺われます。
 すなわち、2011年を表わす漢字の「絆」です。我々は、この「絆」をいま一度、思い起こし、1年のスタートにしようではありませんか。
 結びに今年もまた、本協会に対しまして、変わらぬご支援・ご協力を賜りますようお願いし、新年のご挨拶といたします。

平成24年1月
青森県ウオーキング協会会長 江良 孝昭