駆け抜ける午年

 いつも思いますのが、新しい年を迎えるたび良いことがないか。そんなことを考えることが多くなりました。しかし、平々凡々とした生活こそが幸せなことであり、ちょいと健康のありがたさを忘れがちになることが度々です。
 日々ながれる中でそんな時、健康であるという事実をかみ締めることを忘れてはならないと自分自身に言い聞かせているこの頃です。
 さて、昨年は、お陰さまで行事を終了することができました。特に、つがる市で行われました「青森県民スポーツ・レクリエーション祭」ウオーキング大会では、多くの各クラブの参加により、盛大に開催することができましたことはこの上ない喜びです。ほんとうにありがとうございました。
 当日は、天候にも恵まれ、少々気温の高い中でのウオーキングでしたが約400名以上の参加を得て、津軽平野を彩る田園風景の中の17キロ、12キロ、そして5キロの3コースで其々ウオーキングを楽しんでいました。
 私も5キロに参加しましたが、普段、あまり鍛錬してないせいで、少々,足にきていましたが、なんとか完歩しました。
 今年(平成26年度)は、7月6日(日)平内町で行われる予定としていますので、昨年同様、多くの各クラブ参加をお願いいたします。スタート、ゴールは夜越山ヒュッテ管理棟を予定しています。詳しい内容については、別途お知らせしていますのでよろしくお願いいたします。
 昨年の大きなニュースの一つに、2020年東京オリンピック開催決定しました。東京は二度目の開催となりますが、ご存知のとおり一回目の東京オリンピック開催とウオーキングは、深い関連があります。
 歴史を紐解けば、1964年10月2日、東京オリンピック開会式でした。同じ10月17日「日本歩け歩けの会」が発足し、初代会長に監督として同オリンピックのレスリングで日本に金ダル5つもたらした日本アマチュアレスリング協会の八田一朗会長が就任しています。
 このように東京オリンピックと関連が深く、2020年東京オリンピックにおいてもウオーキングの大きな節目として、ますます発展することを期待したいものです。
 それでは、今年も健康で明るく元気良くウオーキングに親しみ、7月、平内町でお逢いしましょう。

2014年1月28日
青森県ウオーキング協会会長 江良 孝昭