世界遺産登録3周年
【七戸町二ツ森貝塚巡りウオーキング】


 令和6年7月7日、22名の参加者で令和3年7月に世界文化遺産に登録された「二ツ森貝塚史跡公園」と「二ツ森貝塚館」巡りのウオーキングでした。 出発式で会長挨拶の後、2班編成で貝塚保存会協力会所属のボランティアガイドの鎌本氏、石垣氏の案内で一面白と黄色の花でおおわれている野原に足を踏み入れ、歩みを勧めて行くと土手の至る所に大小様々な貝殻の層が見られ、竪穴式住居の中は、薄暗くひんやり、時折吹く風と鳥の声に一瞬、時を超え縄文の地に降り立ったような気分になりました。
 住居は耐久性や虫よけのため、地域の方々が交代で一週間ごとに火を焚き、燻し、維持しているそうです。私たちは約1時間半に及ぶお二人の解りやすい説明を受けて、再びウオーキングで「二ツ森貝塚館」に戻りました。
 「二ツ森貝塚館」では、職員の快い歓迎を受け控室に案内されてウオーキング後の休息も取れたところで、会館職員お二人の読み聞かせで縄文時代の食生活や生活ぶりを学び、ジュニアガイドの附田さん(中2)、貝塚君(小6)、久保君(小3)三人から、遺跡から出土した遮光土偶や土器・石器について、フリップやちょっとしたエピソードを交えて説明していただき、縄文時代の暮らしと文化を垣間見る事ができ、その見事なガイドぶりに仲間たち一同感心していました。
 約5500年から約4000年の時間を経て現在まで残った展示物の数々には、ただ圧倒され、自然の偉大さに驚かされるばかりでした。また「二ツ森貝塚」は地域の方々の熱意と地道な活動に支えられていることを実感し、そして感謝です。
 七戸ウオーキングクラブも15周年の節目を迎えました。これからもずーと続きますように!・・・そして ジュニアガイドさんたちの活躍に負けないように、七戸町に誇りを持って、「町民の健康づくりと町の活性化の一助になれるような」活動を目指して行ければと、その思いを感じた日となりました。

七戸ウオーキングクラブ 鳥谷部真紀子

二ツ森貝塚巡り1 二ツ森貝塚巡り2
二ツ森貝塚巡り3 二ツ森貝塚巡り4
二ツ森貝塚巡り5 二ツ森貝塚巡り6
二ツ森貝塚巡り7 二ツ森貝塚巡り8

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